夫の浮気でPTSDのような症状が出たら。フラッシュバックとの付き合い方
署名: こはる・夫婦関係・婚活ライター
夫の浮気を知ってからしばらく経つのに、ふとした瞬間にあの時の記憶が急に蘇ってくる。スマホの通知音や、テレビの不倫のニュース、何でもない日常の場面がきっかけで、当時の感情がそのまま戻ってきて、涙が止まらなくなったり、動けなくなったりする。「もう終わったことなのに、なぜこんなに引きずるのか」と、自分を責めてしまっている人に向けて書いています。
先にお断りしておきます。この記事は、あなたがPTSDかどうかを判断するものではありません。 PTSD(心的外傷後ストレス障害)は医師などの専門家が診断する言葉であり、症状の一覧に当てはまるかどうかを自分で照らし合わせて確定できるものではないからです。ここでは、専門家に相談するかどうかを考えるための材料を整理します。
検索してみると、同じ状態を経験している人が実際にいた
「夫の浮気 PTSD」で検索すると、法律相談サイトに寄せられた相談、体験を綴ったブログ、夫婦カウンセリングを行う事業者のコラムなどが見つかりました。パートナーの浮気の発覚をきっかけに心身の不調が続き、PTSDという言葉が検索結果の中で繰り返し使われていました。この記事だけの話ではなく、同じような苦しさを感じている人が他にもいる、ということです。
検索結果で挙げられていた症状の整理
検索結果に出てくる説明を見ていくと、浮気の発覚をきっかけに起こりうる症状として、次のような整理が挙げられていました。
- 記憶が急に戻ってくる: 当時の場面や会話が、今起きているかのように感じられる(フラッシュバック)。悪夢を見ることもある
- 敏感になる: 些細なことに強く不安や警戒を感じやすくなる
- 気持ちが動かなくなる: 以前は楽しめていたことに興味が持てなくなる
- 思い出しそうな場面を避ける: 当時と似た場所・話題・持ち物を無意識に避けるようになる
こうした状態を指して、検索結果では「複雑性PTSD」という言葉が使われている記事もありました。事故や災害のような一度きりの出来事と違い、浮気は発覚に至るまでの過程そのものが心を傷つけることがある、という考え方が示されていました。
きっかけ(トリガー)になりやすい場面
検索結果では、フラッシュバックが起きやすい場面として、スマートフォンの扱い方(相手が手にしている、通知が鳴るなど)、テレビや映画の不倫を扱った場面、当時と似た季節や場所などが挙げられていました。何でもない日常の一場面が引き金になることがある、という点は、覚えておいて損はなさそうです。
診断名がなくても、つらさは本物である
検索結果の中で印象に残った視点があります。PTSDという診断がついていなくても、心が傷ついている状態そのものは現実のつらさであり、大げさに考えすぎだと片づけるべきものではない、という考え方です。診断名がつくかどうかにかかわらず、今つらいと感じているなら、それを我慢し続ける必要はありません。
専門家に相談する目安
次のような状態が続いている場合は、一人で抱え込まずに専門家に相談することを考えてもいい目安として、検索結果でも挙げられていました。
- フラッシュバックや涙が、仕事や家事など日常生活に支障が出るほど続いている
- 数週間経っても、つらさが和らぐ気配がない
- 以前は楽しめていたことに、まったく気持ちが向かなくなった
- 眠れない・食べられない状態が続いている
これらに当てはまるからPTSDだと断定できるわけではありません。ただ、当てはまる項目が多いほど、一人で様子を見るより、専門家に一度話してみる価値がある状態だと考えてよさそうです。
相談先の選択肢
心療内科・精神科、あるいは夫婦問題を扱うカウンセリングは、いずれも相談先の選択肢になります。どこに相談すればいいか分からない場合、まず次の窓口から入る方法もあります。
- よりそいホットライン(0120-279-338・24時間・無料):生活・心・家庭など、幅広い相談を受け付けている電話相談窓口です
- 厚生労働省「まもろうよ こころ」(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/):電話・SNSなど、自分に合った相談窓口を探せる厚生労働省のサイトです
今日、何かひとつだけ試すなら、上のどちらかを開いてみることをおすすめします。つらさが強い今なら電話相談、まずは情報を見てから決めたいなら「まもろうよ こころ」のサイトを見てみる、というくらいの軽さで構いません。
→ 判断そのものが終わった後の心の立ち直り方全般については浮気の立ち直り方、判断が終わった後に心を回復させるためにできることも、精神的な負担が限界に近いと感じる場合はモラハラ・精神的DVで限界を感じたら、動き出す前にやっておきたいこともあわせて参考にしてください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的な診断や治療を保証するものではありません。心身の不調が続く場合は、医療機関や専門の相談窓口にご相談ください。個別の法的な判断についても、実際は弁護士にご確認ください。
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