不貞の証拠があるのに、相手に否定されて揉めている時に見直すべきこと
不貞の証拠があるのに、相手に否定されて揉めている時に見直すべきこと
署名: こはる・夫婦関係・婚活ライター
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宿泊を伴う不自然な外出の記録がある。探偵報告書という形で証拠も揃っている。それでも相手は「不貞ではない」と言い張る。「その時点で婚姻関係はもう壊れていたから、それより後の話だ」——証拠を出しても、理由をつけて否定されると、何が足りないのか分からなくなってきます。
「証拠はある」のに、揉め続けるのはなぜか
慰謝料請求や離婚調停の場面で、こういう反論が出てくることは珍しくありません。
- 「その時点で既に婚姻関係は破綻していたから、不貞にはあたらない」
- 「証拠として不十分だ」
- 「2夜連続の宿泊程度では、何をしていたか分からない」
これらの反論に共通しているのは、証拠の「量」ではなく「何を示しているか」が争われているという点です。宿泊の事実や外出の記録があっても、それが「一時的なものだったのか、継続していた関係なのか」が曖昧だと、反論の余地を与えてしまいます。
証拠で埋まる部分と、埋まらない部分がある
ここで、はっきりさせておきたいことがあります。証拠調査で補強できる部分と、できない部分は別物だということです。
埋まる部分: 「今も関係が続いているかどうか」「関係がどのくらいの期間、どのくらいの頻度で続いているか」。これは、これから先の行動を記録することで示せます。1回の宿泊という「点」の記録だけでは弱くても、継続性を示す複数の記録が積み重なれば、「一時的なものだった」という反論への反証材料になります。
埋まらない部分: 過去のある時点で夫婦関係がどういう状態だったか(いつ破綻していたと言えるか)。これは、後から調査で確かめられる性質のものではありません。婚姻関係が破綻していたかどうかは、それまでの夫婦間のやり取りや別居の経緯など、既に起きた事実の積み重ねから判断されるもので、探偵の調査は「これから起きること」しか記録できないからです。
つまり、「反論に耐えられる証拠に組み直したい」と思ったとき、やるべきことは2つに分かれます。ひとつは、関係の継続性を示す記録を追加で積み重ねること。もうひとつは、手元にある事実(いつ、何が起きたか)を、どう主張として組み立てるかを専門家に整理してもらうことです。後者は証拠を足す話ではないので、調査ではなく法律相談の領域になります。
まず、埋まる部分から確認する
「継続性の記録」を追加できるかどうかは、状況によって変わります。自分で追加の証拠を集めようとする前に、専門的な調査でどこまで補強できるかを確認しておくと、遠回りせずに済みます。
無料相談だけであれば、費用をかけずに「今ある証拠で継続性を示せているか」「追加でどんな調査ができるか」を聞くことができます。
→ 証拠を掴む前の段階からやり直したい場合は、夫の浮気の予兆に気づいた時、証拠を掴む前にやるべきことも参考にしてください(内容は妻側の視点で書かれていますが、証拠収集の考え方は立場が逆でも共通しています)。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の事案に対する法的な助言ではありません。実際の判断は弁護士にご確認ください。
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