離婚するかどうか迷ったら、決める前に整理しておきたいこと
署名: こはる・夫婦関係・婚活ライター
離婚したほうがいいのか、このまま一緒にいたほうがいいのか。考えても考えても答えが出ないまま、同じところをぐるぐる回っている。子どものこと、生活費のこと、周りにどう思われるか――考える材料が多すぎて、何から決めればいいのか分からなくなっている人に向けて書いています。
検索してみると、同じように迷っている人が実際にいた
「離婚 迷う」で検索すると、Yahoo!知恵袋には、離婚に迷うこと自体が離婚のしどきを意味するのかを尋ねる相談や、相手を信じられずつらい気持ちをどうすればいいのか尋ねる相談が見つかりました。迷った末に離婚を決断した人を対象にした民間調査(株式会社カケコムが離婚経験者100人に実施したアンケート)では、決断した理由として「夫婦としての将来が見えなくなった」が22%で最も多く、「不倫された」18%、「愛情が冷めた」13%と続いていました。理由は一つに絞れるものではなく、複数の要因が重なって「迷い」という形になっていることがうかがえます。
迷っていること自体は、答えが出ていないという意味ではない
検索結果には、「離婚するべきか」を判断するためのチェックリスト形式の記事が数多く見つかりました。DV・モラハラの有無、不貞行為の有無、経済的な問題(ギャンブル・隠れた借金)、子どもへの影響、離婚に応じてもらえそうか、周囲に味方がいるか――といった項目を並べて、一つずつ確認する形式が並んで挙げられていました。「離婚するかしないか」を一度に決めようとするのではなく、論点を分けて一つずつ確認していくと、迷いの正体が見えやすくなる、という考え方です。
子どもがいる場合といない場合で、見る論点が変わる
検索結果を見ていくと、子どもがいる場合は「結婚生活を続けることが、かえって子どもに悪い影響を与えていないか」という論点が挙げられていました。夫婦げんかが絶えない状態や、子どもの前でのやり取りが、子どもの安心を損なっていないかを確認する視点です。子どもがいない場合は、経済的な自立のしやすさや、生活を立て直すまでの時間の見通しが論点として挙げられていました。どちらが正しいというものではなく、自分の状況ではどちらの論点がより重いかを、一つずつ切り分けて考えることが、検索結果を通じて並んで勧められていました。
一人で結論を出そうとしなくていい
ここまで整理しても、答えが出ない場合はあります。それは考え方が足りないからではなく、法律や制度に関わる部分は、自己判断だけでは見通しが立てにくいからです。
法テラス(日本司法支援センター)のサポートダイヤル(0570-078374、平日9時〜21時・土曜9時〜17時)では、離婚に関する相談先の案内を受けられます。収入等の条件を満たせば、無料の法律相談を利用できる制度もあります。「離婚するかどうかまだ決めていない」という段階でも、相談すること自体は問題ありません。弁護士に相談するタイミングに迷う場合も、まずはここに聞いてみるところから始められます。
私自身、白黒はっきりさせないと落ち着かない性格なので、「迷っている状態のまま、しばらく様子を見る」というのが苦手でした。でも実際の相談内容を検索して見ていくと、迷いながらも情報だけ先に集めておいて、必要になったときにすぐ動けるようにしている人のほうが、後になって落ち着いて判断できているように感じます。
まとめ
「離婚 迷う」で検索してここに来たなら、まだ答えを出さなくて大丈夫です。まずは論点を分けて、自分の状況ではどこが一番重いのかを確認するところから始めてみてください。
具体的な離婚調停や慰謝料請求の実務的な疑問は離婚調停・不貞慰謝料でよくある実務の疑問Q&Aにまとめています。迷いの中に「浮気を許せるかどうか」が含まれている場合は、浮気を許すべきか迷ったら、判断を焦らなくていい理由も参考になるかもしれません。どこから読めばいいか分からない場合は、このブログ、どこから読めばいいか迷ったらで記事の全体像を整理しています。
もし今、身の危険を感じているなら
相手からの暴力や脅しがある、あるいはその可能性がある場合は、離婚するかどうかを決めるより先に、安全の確保を優先してください。警察相談専用電話「#9110」(全国共通)や、内閣府の「DV相談+」0120-279-889(24時間・電話/チャット対応)では、こうした状況の相談ができます。
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の事案に対する法的な助言ではありません。実際の判断は弁護士にご確認ください。
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